2000年の夏、初めてクロアチアを訪れました。
その時は、ローマからクロアチア航空でドブロブニクに入りました。
ローマでは飛行機が3時間以上遅れて出発し、ドブロブニクに到着した時は、深夜になっていました。
空港はほとんど明かりが無くて、税関も閉まっていて素通り状態でした。
ホテルを予約していなかったので、タクシーの運転手にホテルを探してもらったのですがどこも空いていませんでした。
民宿も空いていませんでした。運転手も諦め気味でした。
それでも、知り合いの所に聞きに行ってくれました。
海岸で野宿も仕方がないかと思っていましたが、しばらくして運転手が、一人のおばあさんを連れて戻ってきました。
そして、そのおばあさんに連れられて一軒の家に行きました。
家の中に入る時、おばあさんは口に指を当てて声を出さないようにというような仕草をしました。
おばあさんの家では無いようでした。
家の中は普通の住居のようでした。
廊下にある簡易ベッッドのような所を指さされ、身振りですぐ寝るようにと指示されました。
私がベッドに入ると、おばあさんはすぐ出て行ってしまいました。
1、2時間後、これからどうなるんだろうと思って眠れないでいると、玄関の方で物音がして誰かが入って来ました。
その人は隣の部屋で寝るようでした。
壁ひとつ隔てて知らない日本人が寝ているのを知っているのだろうかなどと考えて、ほとんど眠れませんでした。
明け方、その隣の人は出て行ってしまいました。
私はその人が寝ていたと思われるベッドの枕元に、日本から持ってきたおみやげのキーホルダーを置いて出てきました。
それが、私がクロアチアで迎えた最初の夜でした。

深夜のドブロブニク空港

私が泊まった部屋?とベッド
[ブログランキング:ヨーロッパ]関連記事:◆「アドリア海の真珠」 ドブロブニク◆ドブロブニク(1)◆ドブロブニク(2)◆ドブロブニクをグーグルマップで見る◆ドブロブニク関連・・・アキ・カウリスマキの「浮き雲」
- http://dobardan.blog55.fc2.com/tb.php/12-7ddfad5e
0件のトラックバック
オーストリアにはクロアチア出身の人が多く、私の友人にも何人かいますが、みな情に厚く、親切な人が多いです。
親切なタクシーの運転手さんで良かったですね。